
3月5日(日)、今年も上海高島屋3階で開催された、
JWN主催の東日本大震災復興応援チャリティイベントに参加いたしました。
2011年3月11日、あの日多くの尊い命が奪われ、日本は大きな悲しみに包まれました。
7年過ぎた今も、復興から取り残され、心の傷が癒されない人々が大勢いらっしゃいます。
私たちは、震災の日のこと、そしてこれまでの復興への歩みを「忘れない」ために、
また少しでも被災地を応援できたらと、毎年このイベントに参加してきました。

会場では福島県上海事務所や被災地のNGOからの現地の報告、被災地紙芝居の上映が行われ、
さらに上海で活動するグループ(和太鼓やコーラス、ダンス、マジックショーなど)が
多彩なパフォーマンスを披露してくださいました。
会場を訪れたお客様は演目を楽しみながらも、被災地からの報告に熱心に耳を傾け、
被災地に心を寄せる時となりました。
私たちは手作り品の販売とゲーム・手作り体験コーナーを担当、
また飲食コーナーで韓国のり巻きとチャプチェを提供いたしました。

手作り品は茶目っ気たっぷりの猫クリップ、春らしい色合いのリバティ柄の小物入れや、
定番の鍋つかみ、鳥型のサシェ、そして小学生必需品の移動ポケットなどがよく売れました。

ゲームコーナーは子どもたちに大人気、釣りゲーム「わんわんキャッチャー」で真剣な眼差しで
竿を操る姿がとても印象的でした。
恒例になった体験コーナーではビーズ作りを楽しむ男の子が増加、
またプラバンは大人の方も遊んでくださり客層の広がりを感じました。
互人多のコーナーの収益5025元(手作り品:3650元、体験コーナー:1075元、寄付:300元)は、
JWNを通じて「特定非営利活動法人 南相馬ファクトリー」に全額寄付されます。
そして、このイベント全体の収益金は8580.5元でした。
なお、2014年3月から毎年3月に開催されてきましたJWN主催の春の復興応援イベントは、
いったん区切りをつけるということで今回をもちまして終了となりました。
ご来場くださった皆様、製作・販売にご協力くださった皆さま、
ゲームコーナーや手作り体験コーナーのお手伝いをしてくださった上海日本人学校高等部の皆さま、
本当にありがとうございました。
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