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2008年度活動報告

    
4月日本語交流会
4月2007年度アセンブリ
5月ビーズ講座
6月アッセンデルフト・ペインティング講座
6月ワイン・テイスティング講座
6月海外資産形成セミナー
7月チャリティこどもコンサート
7月ふたば幼稚園夏祭り参加
7月互人多四川大地震被災者支援
7月パン講座
7月フラワーアレンジメント
9月東櫻夏祭りバザー参加
10月手芸講座
11月新時代幼稚園バザー参加
11月ベベマミさん主催名都城バザー参加
11月商工会バザー参加
11月フェルトで作るオーナメント講座
12月チャリティ・クリスマス・コンサート
1月四川大地震復興援助感謝状
2月こども創作教室
3月簿記入門講座

簿記入門講座

3月14日にSVS簿記教室所属の深野先生による簿記入門講座を開催しました。
今回は昨年に続き2回目の開催となりました。
今回は送別会シーズンの土曜日とあって参加者は5名と少なめでしたが、
質問が出たりと和気藹々と進められました。

前回に続きお教室、講座、お茶とすべてご提供くださった深野先生に感謝いたします。
参加費250元(50元×5名)はすべて互人多の中国経済困難区のこどもたちの
教育支援金とさせていただきます。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

簿記入門講座1 簿記入門講座2 簿記入門講座3

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こども創作教室

2月28日土曜日、浦東の東櫻花苑で「こども創作教室」が開かれました。

アートフィッシュという子どもの絵画・創作教室を開かれている大西先生のご指導の下、
4歳から小学3年生までの12名が参加してくれました。

紙コップやストロー、針金など身近な材料を使って、
タンポポの花と、その周りをクルクル回って飛ぶ虫たちを作りました。
小さい子どもは小さいなりにがんばって最後まで作り上げ、
大きい子どもは自分で工夫してにぎやかな作品を作り上げたりと、
年令・個性に合わせて楽しい作品作りができました。
また参加したいという声も上がっていたので、
これからも子ども向けの講座を企画できたらいいなと思いました。

この講座の参加費は1人50元、経費は先生のご好意によってご寄付という形となり、収益は600元でした。
その他、手作り品販売の収益が340元でした。
皆さま、ありがとうございました。

こども創作教室1 こども創作教室2 こども創作教室3

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四川大地震復興援助感謝状

四川大地震復興援助感謝状 2008年7月15日、互人多は四川大地震により大きな被害を
 受けた都江堰市の小学校を訪れ、皆さまのご寄付によって
 購入した文房具・運動具・菓子などを届けてまいりました。

 その学校の皆さんから感謝状が来ましたので御紹介します。
 四川省大地震被災者支援の元記事はこちら。

 感謝状 互人多の皆さんへ

 

 この寒い冬に暖かいご挨拶、ありがとうございます。
 5.12大地震(四川大地震)は、私達身の回りの無数の命を
 奪っていき、経済的にも大きな損失をもたらし、
 この大惨事は今も私達の心を揺るがしています。
 “一方有難、八方援助”。地震が来たとき、皆さんの関心と
 暖かい援助によって私達はこの大災害を乗り越えることが
 できました。
 情け容赦無い災害時には、人々の愛、皆さんの熱い気持ちが
 大きな力となって、私達の復興の希望に火を灯しました。
 災害後、復興に関する作業は進んでいましたが 、
 教育の方面でまだいろいろと制約がありました。

 私達がどのようにして学校の教育制度を改善しようかと
 迷っていたとき、皆さんはすぐに暖かい援助の言葉と
 救援物資をとどけてくれました。
 あの時の感激は言葉では表せません。
 雪中に炭を送るとはまさにこのことです。

  “清寒入山骨、草木尽堅痩”冬なのに、
 私達生徒と教師の心には
 今も暖かい気持ちが宿っています。
 皆さんは温かい援助の手を差し伸べ、熱い友情の気持ちを
 もたらしてくれました。
 私たちは一生この助けを忘れません。
 皆さまの支持と関心の下、私達は学校の教育設備を改善して
 いきたいと思います。 最後に互人多の皆さん方に新年快楽!
 またのお越しを歓迎します。

              四川省都江堰市天馬小学校一同
              2009年1月20日


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2008年チャリティクリスマスコンサート

12月5日(金)上海国際機場賓館において、
第11回目となるチャリティークリスマスコンサートを開催しました。

楽器演奏や歌のみでなく、ダンス・踊りの披露など合計18グループの出演、204名の来場となり、
とても多くの方にご出演・ご来場いただきました。
また、披露される演奏や歌、踊りも世界各国さまざまなジャンルで、普段なかなか触れる事のできない、
音楽や文化を肌で感じることが出来た1日となりました。
出演者は楽しみながら日ごろの成果を精一杯披露し、観客は素敵な音楽や踊りに浸り、
来ていただいたみなさんが楽しく過ごしていただくことが出来たのではないかと思います。

また当日、手作り品販売やご寄付も合わせ、17953元の収益を上げることができました。
皆様のご協力に感謝します。ありがとうございました。

2008年チャリティクリスマスコンサート1 2008年チャリティクリスマスコンサート2 2008年チャリティクリスマスコンサート3

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フェルトで作るオーナメント講座

11月21日(金)手芸講座の第二弾を、東櫻花苑をお借りして行いました。

前回の手芸講座に参加された方が多かったので、針の運びもスムーズに楽しい時間でした。
時間内に作り上げることができなかったのがちょっと残念でした。

実はこの材料は、去年日本にお帰りになった方に、何かのお役に立ててくださいということで
いただいたものでした。詳しい作り方も教えていただき、今回の講座を開くことができました。
ありがとうございます。

参加された皆さん、お疲れ様でした。
今回の参加人数は9名、参加費が100元、収益は900元でした。

フェルトで作るオーナメント講座1 フェルトで作るオーナメント講座2 フェルトで作るオーナメント講座3

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商工会のバザーに参加

11月15日(土)、恒例になりました、商工会のバザーに参加しました。

今年は開場時間がいつもより2時間も早く11時でしたが、20分近く早い開場となりました。
会場いっぱいに出店されたブースにはどこもお客さんでいっぱいで、
それが終了の2時まで続くという盛況ぶりでした。

互人多のブースには去年と同じボランティアの学生が二人(大塚君、唐沢君)入ってくださり、
いつもとは少し違う雰囲気の売り子さんたちと、たくさんのかたにお買い上げいただきました。
また、お買い上げのお釣りを寄附にとおいていってくださったり、
わざわざ互人多で買いましょうと言ってお買い上げいただいたりと、
本当に感謝の気持ちをいただいたバザーでした。

お買い上げいただいた皆様、ありがとうございました。
このバザーの売上は、3545元でした。 

商工会のバザー1 商工会のバザー2 商工会のバザー3

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ベベマミさん主催の名都城のバザーに参加

去る11月12日、13日と名都城で行われた、ベベマミさん主催のバザーに参加しました。

会場時間の10時からたくさんのお客さんをお迎えして盛況なバザーでした。
互人多のブースでも多くの方にお買いあげいただきました。

今回はクリスマスグッズを中心に出しましたが、
作っているときから「かわいい~~~」というようなものからどんどん売れていきました。
二日間のバザーでの売り上げは5785元になりました。

お買い上げにご協力いただいた方々、また、ブースに入って売り子さんをしてくださった
サポーターの皆さん、ありがとうございました。
また、このバザーの参加費を寄附していただいたベベマミさん、ありがとうございました。

ベベマミさん主催の名都城のバザー1 ベベマミさん主催の名都城のバザー2

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新時代幼稚園のバザーに参加

11月8日土曜日、去年に引き続き新時代幼稚園の方からバザーのお誘いがあり、参加してきました。
この日は幼稚園のお楽しみ会で、子供たちが日ごろのおけいこの発表などがありました。
私たちは手作り品も少し出しましたが、今回はバザー用に寄附していただいた品物を格安で出しました。

新時代幼稚園のバザー1  新時代幼稚園のバザー2 新時代幼稚園のバザー3

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手芸講座

10月31日金曜日、浦東の東櫻花苑にて手芸講座を行いました。

フェルトで作るスイーツには11名の参加、スワロで作るストラップには4名の参加がありました。
フェルト講座の方は、皆さんお針仕事は手慣れたものらしく、
和気あいあいとした雰囲気で楽しく過ごしました。
またスワロ講座の方は、皆さんほとんど初体験でしたが、
時間内には「かわい~~~~」という声が聞こえ、楽しい手芸講座でした。

この講座の収益は1000元でした。参加してくださいました皆様ありがとうございました。

手芸講座1 手芸講座2 手芸講座3

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東櫻夏祭りバザーに参加

9月13日、午後4時から8時の間、東櫻花苑で行われた夏祭りバザーに参加しました。
初めての参加でしたが、皆さんに興味を示していただき、手作り品販売のほうも順調でした。
手作り品販売収益は2602元、いただいたご寄付は95元でした。

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フラワーアレンジメント

10月8日大友先生をお迎えして、フラワーアレンジメント教室を開催しました。

午前中は、デモンストレーションで4種類のアレンジメントを見事に作って見せてくださいました。
参加した私は、先生の頭の中にあるだろうイメージが手際よく見事な手さばきでできていくのを見て、
感激しました。デモンストレーションはたくさんの人に見ていただきたかったと思いました。

午後はセミナーでしたが、9名の参加者とともに先生に手取り足取りしていただき、
クリスマスに向けてアレンジメントをしていただきました。

このセミナーの参加者は9名で、収益は450元でした。 大友先生ありがとうございました。
また参加していただいた皆さん、お疲れ様でした。

フラワーアレンジメント1 フラワーアレンジメント2 フラワーアレンジメント3

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パン講座

9月19日、ワインセミナーでお世話になったピナクルさんより、
またも場所を提供していただき、パン講座を開くことができました。

ホームページにアップしたら、半日で定員オーバーになるほど反響があり、
とてもうれしく思っております。

パン作りでは定番のバターロールと、マヨネーズパンを作りました。
手でこねるのは初めての方がほとんどでしたが、予定通りの時間で作り終えることができました。
初めてではない方も「あっ、そうか!!」というような声もあったり、
焼きあがったパンを食べた時「おいし~~~」と、言っていただいたり、
スタッフもほっとした瞬間でした。
デザートで作ったクワントローを使ったゼリーもお楽しみいただけましたでしょうか?

この講座の参加者は12名、参加費100元、経費は200元で、収益は1000元でした。

パン講座1 パン講座2 パン講座3

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互人多四川大地震被災者支援

2008年5月12日、中国四川省一帯にマグニチュード7.9の大きな地震が発生、
約8万人の尊い命が奪われ、2万人が行方不明となりました。
地震で亡くなられた方々、そして今だ行方不明の方々の魂のために互人多メンバー一同、
心より哀悼の意を表します。

地震から2カ月過ぎた7月15日、互人多は大きな被害を受けた都江堰市を訪れ、
仮設教室で学ぶ天馬鎮の楽民小学校(児童309人)および金法小学校(児童42人)の児童計351人に
文房具・運動具・菓子などを届けてまいりました。
両校とも子どもたちは全員無事でしたが、金法小学校は校舎が全壊という状況でした。
被災地情報が交錯する中、私たちがこの地を訪問できたのは上海希望工程の協力によるものです。
文房具類は、上海で呼びかけて集めた義損金4万元で購入、配布は、互人多スタッフ4人のほか、
学生ボランティア(以下、学生Vと記す)5人(大学生1人、高校生2人、中学生1人、小学生1人)の計9人が
行いました。
6月23日に授業が再開したばかりの仮設教室で、学生Vが子どもたち一人ひとりに文具を手渡すことが
できました。またわずかな時間ではありましたが、昼休みに校庭で一緒に遊ぶなどの交流の時を
持つこともできました。
まずもって、今回の物資配布に際し、ご支援・ご協力くださいましたみなさまに
心より御礼申し上げたいと思います。

被災地の都江堰市天馬鎮へ

天馬鎮は成都市から都江堰市に向かう途中にある農村(成都から約40キロ)で、
都江堰市中心から10キロほど離れたところに位置しています。

15日朝、激しい雨の中、私たちは荷物と共に成都を出発しました。
雨でかすむ視界には、被災者を励ます言葉、哀悼のメッセージ、救援感謝の言葉を掲げた赤い看板が
次々と現れては通り過ぎて行きました。
運転手の王氏によると「2週間前はこのあたりまで死臭がただよってきた」のだそうです。
いよいよ被災地に来たのかと身の引き締まる思いがしてきました。

しかし周囲はいつまでもありふれた農村の風景が続きます。
家々の崩れた塀やがれきを見つけるたびに、地震の影響かと身を乗り出すのですが、
単に老朽化しただけのものなのか、区別がつきませんでした。
目立った被害を確認することなく、車は天馬鎮へ入って行きました。

画像は、左から天馬鎮小学校の仮設校舎入口、仮設プレハブ校舎全景、
文房具の配布を待つ楽民小学校4年生生徒。

天馬鎮小学校の仮設校舎入口 仮設プレハブ校舎全景 楽民小学校4年生生徒

まだ消えぬ地震への恐怖

午前10時、学校前に到着、雨はすでに小降りとなっていました。
警備員が鉄の門を開くと砂利の敷地に仮設教室が何棟も並んでいるのが目にはいります。
敷地の周りに張り巡らされた鉄線、コンクリートの通路と砂利敷きの校庭、そしてプレハブの仮設教室は、
灰色の空の下、なんとも無機質で冷たい感じがしました。

天馬鎮の4つの小・中学校合わせて1647人が、この仮設教室で学んでいます。
校舎倒壊の有無にかかわらず生徒全員が仮設教室に移動させられていました。
それは校舎を修復したり校舎の安全を確認したりするためだけでなく、
地震を思い出す環境(地震発生時、子どもたちは校舎にいた)から子どもたちを離し、
地震への恐怖を断ち切るためでもあります。
楽民小学校の江応建校長は互人多の訪問に感謝の言葉を述べた後、
「楽民小の生徒は幸いなことに全員無事でした。しかし家族が怪我をしたり、家が壊れたりしたことから、
地震に対する恐怖を持った子がたくさんいます」と当時の状況を話してくれました。

また「もうひとつの金法小学校は校舎が全壊し、子どもたちは地震に対して大きな恐怖心を持っている」とも
言いました。今でも毎日ように余震が続くこの地で、地震への恐怖を取り払うことは
とてもむずかしいのです。

天馬鎮は比較的被害が少なかったことから、四川省内の倒壊した家の子らが天馬鎮の親戚など
引き取られるケースもあり、「この仮設学校の生徒もどんどん増えています」と彼は付け加えました。
そして「皆さんの訪問は、子どもたちだけでなく私たち大人にも大きな励みとなります。みなさんの
温かい支援と心使い、本当に感謝します」と言葉を繰り返しました。

画像は、左から楽民小学校校長挨拶、互人多挨拶 代表進士(左)と互人多メンバー席(右)、日本の子どもたちからの折鶴を手渡す

楽民小学校校長挨拶 互人多挨拶 日本の子どもたちからの折鶴を手渡す

文房具を一つひとつ手渡して

学生Vたちが積み荷を降ろし文具配布の準備をする間、
子どもたちは緊張した面持ちで背筋を伸ばして座っていました。
配布に先立ち、互人多の進士代表がお見舞いと励ましの言葉を述べ、それから折り鶴を先生に渡しまた。
この鶴は上海の日本人の小学生らが復興の願いを込めて折ったものです。

さらに文房具・菓子などが学生Vの手から、生徒一人ずつに配られました。
またバトミントンのラケット、ボールなど運動具もクラスの代表に手渡されました。

緊張気味に文具を受けとっていた子どもたちも、ハイチュウ(菓子:中国の子供たちに人気がある)が
手渡されると、口もとがほころび、ちょっとうれしそうな表情を見せてくれました。

最後に学生Vたちが流暢な中国語で子どもたちに励ましの言葉を送り、
中学1年生の菅沼Vの弾くヴァイオリンに合わせて「さくら」を歌うと、
「この歌知ってる」と得意そうな子もいました。
2曲目の「茉莉花」では、クラス全員が手拍子しながら歌い始め、教室には美しい旋律が流れました。

昼食をはさんだ昼休み、子どもたちが校庭に出てきました。
校庭といっても名ばかりで、遊具も何もないサッカー場半分ほどの砂利の空き地です。
のびのびと遊ぶにはあまりにも狭く、こんな砂利では走るのも不自由に違いありません。
それでも学生Vたちが外へ出ると、周りには子どもたちが大勢集まってきました。
小雨の中、フリスビーが空高く投げられると「わあ」と歓声が上がり、
ラグビーボールが不規則にバウンドすれば「おお」と驚きの声、
皆、夢中になってボールを追いかけ続けました。
すぐに打ち解けて楽しそうに遊んでいる彼らを見て、子どもたちに国境はないのだとつくづく感じました。

この笑顔がつかの間のものでないことを、そして一日も早く元の学校に戻ることができるようにと祈りつつ、
私たちは学校を後にしました。

画像は、左から文房具配布の様子、運道具を代表で受け取る子どもたち

文房具配布1 文房具配布2 運道具を代表で受け取る子どもたち

画像は、左から学生ボランティアと、もらったリュックを掲げる子どもたち、
天馬鎮小学校の仮設校舎内外の子どもたち

学生ボランティアと、もらったリュックを掲げる子どもたち 天馬鎮小学校の仮設校舎内外の子どもたち1 天馬鎮小学校の仮設校舎内外の子どもたち2

復興へのみちのり

午後、江校長の案内で都江堰市を視察することができました。
人口約70万の都江堰市は今回の地震で死者3089人、行方不明者224人、
そして20万人もの被災者を出しました。
郊外の道路沿いには仮設のプレハブ住宅が次々と建てられ、すでに8万人が入居しています。

一方市内では多くの建物が倒壊・損壊しており、割れたガラス、傾いた柱、崩れた壁、がれきの山、
それらはまさに映像で見る地震の光景そのままでした。
ぺしゃんこになった建物を前に私たちはただ息をのむばかり、
復興への道の長さを痛感せずにはいられませんでした。

しかし町は死んでしまったのではありません。
無人化したビルの下では、歩道や広場のいたるところにテントが張られ、
人々は身を寄せ合いながらも、日々の暮らしを営み始めていました。
テントの脇で煮炊きする人、トランプに興じる人も見えました。
瓦礫が徐々に片付けられ、仮設テントの商店やオフィス、銀行や郵便局、そして役所も業務を再開し、
町中は復興に向けて少しずつ確実に歩み始めているのです。

「都江堰の復興には8年の歳月がかかります」と説明する江校長の口調はとても力強く
「困難に負けない、希望は捨てない」という復興に向けられた強い意志が感じられました。
彼らは被災者でありながら、また被災地復興のために働く人々なのです。

私たちは四川大地震という自然の猛威を前に、
人間の命ははかなく、無力であることを見せつけられました。
しかし、それに負けず生きようとする人々がおり、そして彼らを支える人々がいることも知りました。
それが人間の強さであり優しさなのでしょう。こんな人たちがいる限り、
復興への道がどんなに困難であっても彼らはそれを乗り越え、成し遂げていくのでしょう、
いや成し遂げてほしい、と心から願いながら上海への帰路につきました。

最後になりましたが、この度の四川物資配布にご協力くださいました方々、
とくにチャリティセミナー開催にご尽力くださった拓知投資咨詢(上海)有限公司、エルダス社、
また物資購入にご協力くださった国誉貿易有限公司(コクヨ)、森永製菓、
さらに物資の配送と保管、現地での車両手配を引き受けてくださった上海林内有限公司
信息産業電子第十一設計研究院有限公司、そしていつも活動を支えてくださっている皆様方に
改めて心より、御礼申し上げます。

画像は、左から楽民小学校の生徒たち(左は江校長)、都江堰市内の様子

楽民小学校の生徒たち  都江堰市内の様子1  都江堰市内の様子2

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ふたば幼稚園夏祭り参加

7月13日、午後4時より毎年恒例となった「ふたば幼稚園の夏祭り」が開催されました。
前日12日の予定があいにくの天候でこの日に延期されましたが、
この日の空模様もお祭りが始まったとたん、だんだんと怪しくなって...。

今年はふたば幼稚園と上海クローバー幼稚園の共同開催という事で、
場所も「協和双語高級中学」と広い敷地で大盛況の様子でした。

互人多はここで手作り品をはじめ、本やDVDなどのフリーマーケット・スペースをお借りし、
ブースを覘いてくださった方に活動の内容を説明したりと大忙しでした!

終盤は案の定の夕立となり、撤収を余儀なくされてしまいましたが、
毎年小さいお子さんや、若いお母さまとのコミュニケーションが楽しい機会です。
収益金は770元(手作り品分含む)でした。ありがとうございました。

ふたば幼稚園夏祭り1 ふたば幼稚園夏祭り2 ふたば幼稚園夏祭り3

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チャリティこどもコンサート

初めてこどもコンサートに参加しました。
アットホームな雰囲気の中、子どもさんたちがドレスアップしてちょっぴり緊張しながらも
一生懸命演奏される様子は、とてもほほえましいものがありました。

海外にいると、なかなか発表会を開く機会がないと聞きますので、
ああいう場があるのは、子どもたちにとってもご家族にとっても、
ひとつの目標になるので、励みになるでしょう。
小学生の娘は、退屈するかと思っていたら、最初から最後まで一生懸命見ていて、
帰宅してから「私もピアノやりたい!」と言い出しました。
子どもにとってはあこがれの場になったようです。

チャリティこどもコンサート1  チャリティこどもコンサート2 チャリティこどもコンサート3

チャリティこどもコンサート4 チャリティこどもコンサート5 チャリティこどもコンサート6

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海外資産形成セミナー

6月27日(金)大雨となってしまったこの日、43名という多数の参加者が集い、
経営投資コンサルタント武内隆明氏による『初心者でもよく分かる、楽しく分かる海外投資の基礎』を
伝授していただきました。

諸経費を除いた収益は5105元、手作り品売上は1185元、計6290元は
四川省震災への寄付とさせていただきます。

海外資産形成セミナー1 海外資産形成セミナー2 海外資産形成セミナー3

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ワイン・テイスティング講座

ワインテイスティング 6月17日、浦東新区にあるピナクルにて、
 エルダース社の植田さんをお迎えしワインのお話を
 伺いました。

 植田さん一押しのスパークリングワインから始まり、
 ワインのお話を伺いながら合計5本のワインを開けて
 いただきました。知っているようでもそうだったのか
 というようなお話もあり、あっという間に時間が
 過ぎてしまいました。

 チャリテイーで講師をしていただいた植田さん、
 参加をしていただきました皆さんありがとうございました。

当日の収益金は950元でした。(これは四川震災の寄付にさせていただきます。)

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アッセンデルフト・ペインティング講座

アッセンデルフトペインティングとはオランダのトールペインティングで
優雅で気品あるペインティングです。

全く初めての方にでも講師の先生の下書きをもとに2色の絵の具を筆につけ
一筆で花びらを描いていきます。
その色使いと品のある花に先生のセンスが溢れ、
丁寧なご指導で誰もが嬉しくなるような素敵なフォトフレームが出来上がりました。

同じ花でも描く人によって花の雰囲気が違い参加者の皆さんの個性が出ていました。
美味しい中国茶とお菓子をふるまって互人多を応援したいとの申し出も有り、
当日の参加者や手作り会の販売に来てくださった方々にも和やかな時間が流れました。

講師の方、中国茶を入れてくださった方、また陰ながらお手伝いをしてくださった方々、
そして参加してくださった方々に心より感謝いたします。本当にありがとうございました。

6月2日の開催で参加者は24名、収益1200元、寄付45元、手作り品販売収益は1480元でした。
(これは四川省震災への寄付とさせていただきます。)

アッセンデルフト・ペインティング講座1 アッセンデルフト・ペインティング講座2 アッセンデルフト・ペインティング講座3

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ビーズ講座

5月14日、10:30~12:00まで、進士さんのお宅でビーズ講座を開きました。参加者は11名。
初心者の方のビーズ講座で、星型ペンダント・トップを作りました。

身に付けるものを作るという事で、楽しくおしゃべりしながら、
時には真剣にシ~ンとして作り終えることができました。

この講座の収益金は330元でした。ご参加くださった方々、お疲れ様でした。

ビーズ講座1 ビーズ講座2

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2007年度アセンブリ

4月23日(水)El Willy(東湖路)にて2007年度アセンブリ(報告と交流会)を開催致しました。

ご出席くださった方々をお迎えしたのは、
互人多希望小学校3校目の校舎とそこで学ぶこども達の写真パネルでした。

昨年度のアセンブリに於いて建設計画としてお話させていただいた学校の竣工式の模様を
ここで報告させて頂きました。
2007年度も皆様と確実な成果を残すことができましたこと、改めて感謝申し上げます。

今回、上海でボランティア活動をなさっている上海虹文庫さん、華日クラブさんからも
代表の方に出席いただき、交流させていただけました。
また、互人多の活動をフリーマガジン、掲示ポスターなどの広報を通じ
初めてアセンブリの会場にお運び下さった方々もいらっしゃいました。

アセンブリ後のお食事会では、今後の活動のヒントや、具体的な文化講座のアイディアを
挙げていただきました。

出席者は30名。 参加費100元のうち20元づつ頂いた寄付金600元+サポーターの皆さんの
手作り品販売2630元+個人の方よりの寄附金1000元=収益合計4230元
皆様のご協力、並びに会場を提供下さったEl Willyさん、有難うございました。

2007年度アセンブリ1 2007年度アセンブリ2 2007年度アセンブリ3

2007年度アセンブリ4 2007年度アセンブリ5 2007年度アセンブリ6

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日本語交流会

4月19日(土)に徐匯区図書館にて日本語教室の修了式を兼ねた日本語交流会が開かれました。
今年は5周年になるということで、いつにもまして、たくさんの学生さんが参加されていました。

互人多の呼びかけに応じ、事務局メンバー以外にも、高校生を始め、数名のボランティアの方が
交流にご協力くださいました。

修了式が終わると、いくつかのグループになり、日本語ボランティアを囲みながら、
にぎやかな交流会が続きました。
この会を主催されている、李先生及び図書館の担当の方々もとても感謝していらっしゃいました。

ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
また、毎年参加しております「互人多」が図書館より表彰され、楯を頂きました。

日本語交流会1 日本語交流会2

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