
きっかけは、上海の互人多の趣旨に賛同した事から始まりました。 1998年か1999年に、主人が当時は『上海ウォーカー』と呼ばれていた情報誌を その後2000年に杭州に移転。 2003年には杭州で支部を開設させていただくことになったのですが、 |
杭州支部活動報告
※杭州支部は2012年度をもちまして、活動を終了いたしました
2004年 | 12月 | 杭州支部 チャリティー折り紙講座 |
2006年 | 9月 | 杭州支部 ホビーの会 |
10月 | 杭州支部 ビーズ講座 | |
11月 | 第2回杭州支部 チャリティーバザー | |
12月 | 杭州支部 パッチワーク講座 | |
2007年 | *月 | 杭州支部 キルト講座 |
11月 | 銭江晩報やHZ Weeklyで紹介された互人多杭州支部チャリティーバザー | |
11月 | 第3回杭州支部 チャリティーバザー | |
2008年 | 3月 | WORLD WEEKLY(国際週刊)で紹介された互人多杭州支部活動 |
10−11月 | テディ・ベア講座 | |
12月 | 墨池一紅先生のクリスマスフラワーキャンドル講座 | |
2009年 | 3月 | 和菓子講座「さくらもち」 |
*月 | 杭州支部2008年度会計報告 | |
5月 | 杭州支部 インターナショナルスクールバザー | |
2010年 | 4、5、10月 | 私房菜とチャイニーズティー講座 |
12月 | キッズクッキング クリスマスクッキー講座 | |
2011年 | *月 | 杭州支部2010年度会計報告 |
4月 | 東日本大震災支援チャリティーバザー | |
12月 | 手作り講座 鍋帽子を作りましょう! | |
2012年 | 2、3月 | 東日本大震災被災地へ鍋帽子を送る会 |
*月 | 杭州支部2011年会計報告 | |
2013年 | 6月 | 被災地に届いた鍋帽子 〜婦人之友社からのお手紙〜 |
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ゆん様
ご無沙汰しております。 鍋帽子料理の講習と共に、お分けして どうもありがとうございました。 |
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収入 |
支出 |
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寄付 | 2,353.00 |
イベント経費 バザーケーキ材料 | 100.00 |
東日本大震災寄付 | 3,600.00 |
鍋帽子被災地までの日本国内送料 | 800.00 |
イベント収入 鍋帽子講座 | 660.00 |
互人多教育支援へ | 4,683.00 |
イベント収入 パンダストラップ講座 | 200.00 |
東日本大震災支援へ | 5,266.00 |
手作り品販売 杭州インターナショナルスクールバザー | 931.70 |
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グッズ販売 | 1,770.00 |
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合計(A) |
10,849.00 |
合計(B) |
10,849.00 |
繰越金(A-B) |
0.00 |
活動を振り返って
東日本大震災支援の寄付が多く集まり、日本人以外の方々からも寄付が集まりました。
また、2月には「被災地に鍋帽子を送る会」を作り、ひと月で32個の鍋帽子が完成。
岩手県の被災地に届けられました。(『婦人の友』5月号にも写真が掲載されました)
布は互人多に寄付されたものを活用し、中に入る綿は杭州の地元工場が「復興のために」と
無償で提供してくださいました。
今回の地震は世界中の人々が関心を寄せ、祈らずにはいられない状況の中で
中国人の方々も募金活動をするなど素早い行動が印象的でした。
そして、この国が経済だけでなく人々の心も大きく豊かに育っているのだと確信しました。
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ありがとうございます。 どうもありがとうございました。 婦人之友編集部 堀江千加子 |
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収入 |
支出 |
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寄付 | 3,215.00 |
料理教室教材費 | 50.00 |
料理講座 | 150.00 |
キッズクッキング材料費 | 30.00 |
キッズクッキング講座 | 90.00 |
手作り品販売品 | 180.00 |
パンダストラップ講座 | 200.00 |
上海・互人多事務局へ | 3,615.00 |
手作り品販売 | 20.00 |
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合計(A) |
3,875.00 |
合計(B) |
3,875.00 |
繰越金(A-B) |
0.00 |
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収入 |
支出 |
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寄付 | 3,120.00 |
テディベア講座(10/21-11/11)室料 | 80.00 |
テディベア講座(10/21-11/11) | 1,003.50 |
クリスマスフラワーキャンドル講座 (花代、講師料、資料代) |
615.00 |
クリスマスフラワーキャンドル講座 | 1200.00 |
和菓子講座(材料費) | 49.50 |
テディベア講座(2/18) | 200.00 |
上海・互人多事務局へ | 5,566.50 |
和菓子講座 | 599.50 |
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古本、布売上 | 189.00 |
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合計(A) |
6,312.00 |
合計(B) |
6311.00 |
繰越金(A-B) |
1.00 |
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尹(ユン)静児さん 国籍:韓国 職業:主婦 ボランティア・グループ『互人多』メンバーの一員 年齢:41歳 |
韓国生まれのユンさんは2歳の時、祖父と父親の転勤で日本に伴われ、25年間を日本で過ごす。
日本での学生時代に、中国人の今のご主人と知り合い結婚。
その後ご主人の故郷である広州で中国での生活を始める。
日本ではホテルのリセプション、広州では通訳
「私は日本の大学でファションデザイナーを目指して勉強しましたが、
デザイナーになる夢はかなえられず、ホテルのリセプションとして就職しました。
主人と広州に住むようになってからは、病院の通訳として暮らしました。」とユンさんは語る。
広州では、毎週週末の朝6時にお気に入りのレストランでお茶を飲むのが習慣となったユンさん。
その後ご主人が広州日報社から杭州の貿易会社に転勤になった事から8年間を杭州で生活することに。
小学校5校の改築、3校を設立
小学6年生の12歳の長女、小学4年生の10歳の長男、幼稚園児の6歳の次男の
3人の子の母であるユンさんは、普通の主婦として子供たちの送り迎え、家事、食事の支度、
子どもたちの勉強の面倒をみることなどで忙しい日々を過ごしている。
しかしながらユンさんは平凡な主婦とは違い、ボランティア・グループ『互人多』杭州支部の代表という
別の肩書きがある。
この数年の『互人多』のボランティア活動について。
1998年、雲南省の4校の小学校に改築の費用8万元を支援。
1999年、雲南省の1校の小学校校舎改築に2万元を支援。
2002年、広西壮族自治区灌陽県 『互人多』希望小学校に建築費を援助
2003年、青海省同徳県 『互人多』希望小学校に建築費を援助、さらに中国赤十字に6万元を支援
2007年、甘粛省東郷県 『互人多』希望学校に建築費を支援
それ以外にも、『互人多』は教師のレベル・アップのため、
12000元を援助して4人の希望学校の教師を研修に招待。
寄付金集めの三つの方法
『互人多』はどのような方法で寄付金を集めているのだろうか。
これには三つの方法があって、一つは子どもチャリティ・コンサートを通しての寄付金集め。
毎年7月に、上海地域在住の音楽に興味を持っている子どもを集め、上海国際機場賓館で楽器の演奏など
2〜3時間のコンサートを開いている。
チケットを販売する事により、160人ほどがこの行事に参加している。
これまでに8年間行われてきたこのイベントでは、1万元ほどの収益金を上げている。
二つ目はチャリティ・バザー。
毎年11月、『互人多』杭州支部はホテルを借りて
日本人家庭からあつめた古本、日本の漫画、日本の雑誌、古着、雑貨などを販売している。
このようなバザーで3年間行われ、去年は5千元の収益金があった。
最後の一つは手芸講座。『互人多』杭州支部は毎月1回、手作り講座を開催している。
講座は毎月第3週の木曜日、杭州老年大学校の教室で行っている。
(サイト編集者注:この活動は2008年度はお休み中です。)
いけばな講座や、刺繍講座、アップリケなどの手芸講座などには講師を招くことも。
ユンさんが得意な手芸品作りではユンさんが講師を担当することも。
このような講座の参加費用は1人あたり80元で、去年1年間で1万元ほどの収益金があった。
『互人多』杭州支部と上海本部はこれらの収益をを合わせて希望工程に寄付し、
目的に合った支援に充てている、とユンさんは言う。
チャリティ・バザー会場を探すのは難しい
「杭州には わずか2千名ぐらいの日本人しかおらず、『互人多』杭州支部の事務局メンバーは二人だけ。
私以外にはもう1人新婚の奥さんがいます。その奥さんのお父様はずっと『互人多』に寄付してくださって
いましたが、その後帰国され、今では彼女が公益活動を受け継いでいます。」とユンさんは言う。
「でも現在は『互人多』の杭州地域での活動が困難になってきています。ホテルももうバザー会場を
借してくれなくなり、新しい場所を探すのが大変になっています。それ以外にも、手芸品講座の領域を
広げる事も難しくなってきました。もともとはお料理講座も開こうと思いましたが、大きなキッチンのある
教室がないのでどうにもならずに諦めました。残念です。」
それに比べ、上海『互人多』の活動はうまく展開できている。
その理由として、まず、上海に住んでる日本人は4万名以上いるので、
どんな活動でも参加者がいないのでは、という心配がないこと。
次に、上海は担当者が10名以上いるので、一人で全部のことをしなくても全員で、
それぞれの仕事を調整でき、もしなにか困難があっても上海『互人多』本部にすぐ連絡を取ることができ、
心配なく活動ができる点が挙げられる。
障害のある子どもたちに生きるための技能を付けさせたい
将来の新しいボランテイア活動について、ユンさんの答えは
「長期的に『互人多』チャリティ・バザーの
場所を無料で借してくれるホテルを捜すことと、
障害のある児童たちを援助したいという新しい発想、ただお金を寄付するのではなく、
障害のある児童たちに生計を立てる技能を教えて上げたいと希望しています。」
*家庭主妇热心杭州"互人多" (2008年3月2日)
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