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第5号(1998年9月)

    
6月23日 第3回互人多会報告
作ったノートはどうするの?
5月 募金活動
6月5日 教科書を寄付
5月14、17日 第3回ガレージセール

第3回互人多会報告

6月23日(火)龍柏高級公寓内クラブハウスにおいて、20名の会員の皆様のご出席をいただき、
第3回互人多会を行いました。
各自簡単な自己紹介の後、事務局より第2回互人多会(12月)以降の活動報告ならびに会計報告を行い、
昼食をとりながら活発な意見交換がなされました。

1校2万元の補修または建替えの援助ではなく、時間はかかっても20万元で学校を1校建設していくほうが
いいのではないかと言う意見が多く見られました。
しかしこれには資金をどうやって集めていくか、また長い時間がかかることに不安を感じるという声も
ありましたが、無理をしないで自分たちのできる事を続けていけばいいのではないかということで、
とりあえず互人多希望小学校建設に向けてこれからの活動を充実させていくことになりました。

資金集めには年2回のガレージセールのほか、チャリティーミニコンサートや講習会(料理・手芸など)と
いった案も出されました。

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作ったノートはどうするの?

会員でいらっしゃる並川さんの工場よりたくさんの紙をいただき、
冬の間こつこつと作ったノートも中型ダンボール四箱分になりました。

お手伝いいただいた皆様、ありがとうございました。

これを希望工程事務局を通じて必要としている所へ届けていただくことにしました。
また、このノートが確実に届けられたことがわれわれに伝わるように、
写真を撮ってほしいと要望を出すつもりでいます。

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募金活動

5月の婦人部主催の狂言鑑賞会にて婦人部のご好意により募金活動をさせていただきました。
多くの方のご協力をいただき1500元ほどが集まりました。ご協力ありがとうございました。

募金活動1 募金活動2 募金活動3

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希望工程を訪れて

希望工程を訪れて  「互人多」の活動をするに当たって、よくわからぬまま
 何気なく使っていた希望工程と言う言葉。
 今回その事務所を訪ねてきました。

 1989年10月、中国青少年発展基金会が始めた
 社会福祉事業で、民間救助方式を採っています。

 現在、中国では100万人を超える子どもたちが
 貧困のため小学校に通えずにいます。
 20万元あれば貧困地区に小学校が1校建てられます。
 また、400元あれば1人の子どもが5年間学校へ通えます。

 前回「互人多」で寄付した8万元で現在四つの学校が
 修改築中です。
今回ガレージセールなどの収益金2万元も前回同様学校建設資金として6月19日に寄付してきました。
この希望工程の活動は中国の人たちにはよく知られていて、当日も若者たちが寄付に訪れていました。

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教科書を寄付

皆様から寄付していただいた教科書を6月5日(月)甘泉中学へ贈呈しました。
甘泉中学日本人学校は昨年11月に第1回中国語日本語スピーチ大会で交流があります。

この日は日本語教師グループの主任黎雲先生(女性)と
昨年9月に長崎県国際課から来られた真木勝文先生に出迎えられ、
「互人多」メンバー5名は真木先生のお部屋へと案内されてお茶を共にし、
この学校の教育体験談をお聞きしました。

授業で『マッチ売りの少女』を読んでヒヤリングの力を見る、日本語の文章の理解力、
日本風な言葉の使い方などです。
生徒たちの感想文も拝見しましたが、大学並みの理解力にびっくりしました。
また、学校の文化祭では日本人学校のお母さん方に浴衣を借りて生まれて初めて浴衣を着、
ダンボールで作った花笠をかぶって花笠音頭を踊りるなど、日本の伝統の授業に大感激、と
写真を見させていただきました。

甘泉中学は全校2600名で真木先生の生徒は250名です。
日本の教材を入手することは難しく、またお金もかかるとの事で、
贈呈した教科書が勉強のお役に立てばと思います。
教科書の寄付にご協力していただいた皆様に感謝いたします。どうもありがとうございました。ページのトップへ

ガレージセール

5月14日(木)・17日(日)の両日、互人多主催第3回ガレージセールが行われました。

かねてより並川さん(大計数据処理公司総経理)より、
会社の中でのガレージセールを、というお話をいただいておりましたところから、
14日は大計数据処理公司の一部をお借りした社員対象のものを開催させていただきました。
並川さんのご好意により、これまでにガレージセールのために寄せられた品物や本などを
倉庫に置かせていただいておりますことから、品物の移動や配置まで社員の方々のご協力をいただきました。

さて、思案していましたガレージセールですが、思いのほかの盛況ぶりにうれしい悲鳴。
ぜひ次回もここで、という約束で幕を閉じました。

また、17日の古北広場のガレージセールにおきましても、
回を重ねていくごとに住民の方々に根付いてきているように思われます。
ただ、私たちのこの活動がなぜ、何のために行われているのかを
どこまで理解していただけているのかは分かりかねますが、
確かに少しずつ手応えがあることを感じています。
その部分を上手にクローズアップしていくことが、
これからの互人多の活動に大きな力となってくれるのではないでしょうか。ページのトップへ