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第2号(1997年9月)

    
7月9日 第1回互人多会
7月12日 チャリティーボーリング大会

第1回互人多会

7月9日(水)虹橋別墅会議室にて第1回「互人多会」を兼ねた説明会が行われました。
主な内容は下記の通りです。

  1. 互人多の内容説明
  2. 会計説明
  3. ご質問及び今後の活動についての話し合い
  4. 会員証配布

1については簡単なチラシを用意していますので、ご入用の方はご連絡ください。
又、今回の意見のなかにもありましたが、しっかりしたパンフレットを作ることも検討中です。
2、3については今回の紙面を見ていただいて分かるもの以外を次に簡単に記します。

Q:(学費支援金について)物価の値上がりに対してどう対処されるか?
A:以前は300元だったが今は400元となっており、
  これで5年間の就学を希望工程が保証すると言っている。
  またいろいろな場所で希望工程弁公室等の機関の力を借りていくことが、
  この国の活動には必要と考える。(お金を届ける為、正しく使われる為の仲介機関として)

Q:学校を建てた後の教師はどうするのか?
A:机やいすなどの備品を含め教師なども地元に任せる。
  私たちは一応建物を建てることを目標にしている。

Q:支援金(寄付)は全て学校建設費用になるのか?
A:個人学費支援金として互人多に委託されたもの(400元で1人5年間就学保証)以外は
  全て建設積立金となります。
  互人多の名前の入った学校が出来て、形としてそれが見られたらいいなと考えている。

Q:会員にはなれないけれど、寄付はしたいと言う人はたくさんいると思うのだが?
A:そういう声があったら、ぜひ声をかけて全員が取り次いでくれたら助かる。

その他……広報活動は重要!
募金箱を和食のお店に置いてもらったら?クリスマスランチは?
料理教室はどうか、等の意見も出ました。
これからもたくさんのアイディアをお願い致します。
検討していきたいと思っています。

《希望工程って何?》

経済的理由で小学校に上がれない子どもたちが義務教育を受けられるように援助するプロジェクトです。
1989年10月に中国青少年発展基金会が始めた社会福祉事業で、民間救助法式をとっています。
学校の無い地区に小学校を建設すること、貧困地区の子どもに書籍代を援助し義務教育を受けさせる等の
活動をしています。

現在、貧困の為小学校へ通えない子どもは中国全土で100万人を超えています。
希望工程は今世紀末までこれらの子どもたちが義務教育を受けられるようにすることを目標にしています。

《400元あれば》

400元あれば1人の子どもが5年間学校へ通えます。
希望工程へ400元寄付するとカード(結対救助カード)を渡され、
援助を受ける子どもから定期的に成績等を報告する手紙が送られてきます。

《20万元あれば》

20万元で貧困地区に小学校を1校建てることが出来ます。
互人多ではガレージセール等の収益金を積み立てて、「学校へ通いたくても学校が無い」地区に
小学校をプレゼントすることを活動の目標の一つにしています。
こちらの寄付はいつでも一口いくらでも受け付けていますので、ご協力をお願いします。

《互人多の会費〝月々10元〟について》

4月に互人多が結成されてからの活動で皆さんから寄付していただいたお金は一部「希望工程」へ、
その他は学校建設の為の資金として積み立てられています。

そしてこの10元はそれらのお金とはちょっと異なるものです。
これまで皆さんにはお金のほかにもコピー用紙などの事務用品、
リサイクルバザーの時には荷物の運搬などいろいろな形でご協力いただきました。
ただ、活動の為には若干の経費(切手代・ワープロのインク等)がかかり、
その為に会費をいただくことにしました。

もちろんボランティアと手弁当が原則ですから、経費を差し引いた分は積立金にまわさせていただきます。
皆さんのご理解とご協力を宜しくお願いします。

サイト編集者注:互人多の会費制は2003年4月から寄付制に移行しました。
6月8日のガレージセール収益金の一部(8,000元)を希望工程に寄付したところ、
希望工程より20枚の「結対救助カード」が送られてきました。
安徽省の菖蒲鎮雲山小学校に行かれることが決まった小2から小4まで20人分のカードで、
今年の9月1日から5年間教育が受けられます。
会ったこともない子どもたちですが、元気に通学している姿が目に浮かびます。

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チャリティーボーリング大会

7月12日(土)、2回目の活動としてチャリティーボーリング大会を開催しました。
場所は古北新区スポーツセンターで、
夏休み前の忙しい時期にもかかわらず多数の方にご参加いただきました。
本当に有り難うございました。

親子チーム、中学生チーム、小学生チーム、おばさんチーム合わせて16組で、皆さんそれぞれ熱戦でした。
係りのミスで子どもペアの優勝順位を間違えたこと(当日中1チームを優勝と発表しましたが、実は中3チー
ムの方が点数が上でした)、またスポーツセンターのボーリング場が整備不良でご不便をかけたこと、
お詫び申し上げます。なお今回の収益は901元でした。 

  

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