互人多希望希望小学校完成のお知らせ(互人多ニュース11号より) |
皆様の多大なご協力の下に2001年1月に希望工程に小学校建設 当地の希望工程事務所の方々、政府の方々、村の方々に大変歓 ★各画像の上にマウスカーソルをのせると、説明文がポップアップ表示されます |
希望小学校詳細
1999年1月に出された計画書では、70万元弱で12教室及び教師宿舎・学生寮・特別教室を建てるというものでしたが、結局費用の面で解決できず、ほとんど私たちの寄付のみで出来る範囲の規模に縮小されてしまいました。あとの必要な施設はこれから少しずつ建てていくということです。 |
状況紹介洞井瑶族郷は灌陽県の南端にあり桂林では最も辺鄙な山地区の一つということです。面積は約212平方km、人口約8600人、 平均年収は1400元余。当地の希望工程の方の話によりますと、 豚を一頭売って200元、お金がない人はこれを子供の学費に当 てるそうです。(学費一年100元)ただ就学率はよく、失学児 童は数人のみのようです。 |
竣工式式次第日時:2002年4月11日 10:30
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竣工式参加者の言葉 -1今から5年前に、5人の主婦が100元ずつだしあって作ったボランティアグループ「互人多」。 それが、フレンドの主旨に賛同してくださる大勢の方のご協力をえて、200~300人収容の立派な校舎が今年完成しました。20万元といえば大金なので、当初は何年したら建つのか想像もつきませんでしたが、2度目の上海駐在でその完成に立ち会えてとても嬉しいです。 日本へ帰国の折、ガレージセールを開いて売上を全額寄付してくださる方・互人多のバザーで荷物を運んだり売り子をしてくださる方…大勢の方の努力と善意の結晶ともいえる小学校です。一人一人の主婦の力は小さいですが、皆で力をあわせたらすごいなあと、3階建ての真っ白な校舎を見て感激しました。 |
竣工式参加者の言葉 -2春霞に煙る新緑の山々、青々とした水田に群れるアヒルたち、野原に悠々と寝そべる水牛、民家の庭先を駆け回る鶏や犬、道沿いに広がる果樹園…。都会からやって来た訪問者にはなんとも牧歌的でのどかな風景が途切れることなく続く広西壮族自治区の灌陽県。その傍目には平和で穏やかに映る田園風景から目を転じて、この地区の住民の平均年収が1400元と耳にすると「こんなに美しい山間の自然の中で暮らす人たちは幸せだ。」と言えなくなってしまいます。 21世紀を迎えた今も種々の理由から十分に義務教育を受けられない灌陽県の子供たち。学校はあっても設備などの未整備も見受けられます。その地区の実際の生活状況を知らない部外者である私にはこれに対する批判めいたことを言うことは出来ません。でもこれからの子供たちにはこの新しく建てられた希望小学校で家庭では学べないことを精一杯吸収し、そして自分たちのために役立ててほしい、と願わずにはいられません。そのためのより良い設備・環境を整えることも新たに考えて行かなければならないとも思います。 竣工式の式典の間はしゃいでいた子供たち。その子供たちの顔が次にはより遠い未来への希望で輝いているのをまたいつの日か見に行きたいと願っています。今回行けなかった会員の皆様も是非一度灌陽県の地を訪れてみてください。(S) |
竣工式参加者の言葉 -3 山河あり、緑の豊かな農村、といった趣の桂林市灌陽県。桂林から2、 歓迎してくれた児童たちは校門の手前にかかっている小さな橋の両脇に この学校に通う児童は半分以上が瑶族という少数民族の子弟だという。 |
竣工式参加者の言葉 -4恭城瑶族自治県 龍虎郷 九十小学参観 帰りの道、別の小学校を参観させて頂きました。ここは60年代 200人ほどの学生と9名の先生がいらっしゃいます。皆さん『あ 案内してくださった方によるとここよりひどいところもまだま 景色は素晴らしく、みかんの樹が沢山植えられている山と水のきれいなところでした。 |